トルコ旅行記 イスタンブール編
- magic bicycle
- 2024年11月22日
- 読了時間: 5分
更新日:2024年12月18日
こんにちは。世界で学ぶ催眠術師です。

ビザ無し一年滞在可能なジョージアに2024年1月1日から住み始めていましたが、そろそろビザランをしなければいけない時期が迫ってきていたので、ビザランついでにトルコはイスタンブールにやってきました。
空港に到着したのは早朝で、そこから地下鉄に乗って向かうは旧市街。本当なら、新市街、アジアサイドの観光スポットも巡りたかったですが、カッパドキアに向かう便のトランジットの待ち時間を利用しているため、アヤソフィアやブルーモスクなど歴史的なスポットが多く立ち並ぶ旧市街をチョイス。
終点で降りてエレベーターを上がると、ボスポラス海峡が広がっていました。


↑シミットと呼ばれるトルコの朝食の定番。噛みしめると塩味の中に、ほのかな甘味があるところが特徴で食感はベーグルに似ています。

ボスポラス海峡を渡るためにはタクシーで橋を移動することもできましたが、値段も張り時間も掛かるため船で向かうことにしました。

↑乗船料は約200円。改札はデビットカードをタップして支払う事ができました。
しかしうっかり目的地が新市街の便に乗ってしまいました。まあ、トラブルも旅の醍醐味ですよね。
ブルーモスクに向かって歩いていると、濡れバーガーの露天の店が!
なんとも食欲のそそられないネーミングではありますが、事前に調べた情報によると、2000年代にイスタンブールのタクシムの屋台で販売されたのが発祥で、そこから瞬く間に人気となりB級グルメとして市民権を得たということで気になっていました。

バンズをトマトソースに浸して、パティを挟んだハンバーガーで、蒸されてウェットな感じになっている印象でした。
味は見た目通りC級でした。

食べ歩きを楽しみながら街を散策していると、たくさんの猫たちとすれ違いました。
「猫の楽園」として知られるトルコですが、ここまで猫が多いのには歴史的な背景があるそうです。オスマン帝国時代、猫は特に倉庫やモスクでネズミや害虫を駆除する役割を担い、その実用性から大切にされてきました。また、イスラム教では猫が清潔で神聖な動物とされており、その価値観が保護する文化として根付き、現在に至るのだそうです。

↑私の持っていたカメラで写真を撮ってくれとお願いされて撮影した兄さん。写真が欲しいでもなくただ写りたかったご様子。なぜ!笑

↑グランド・バザールは500年以上の歴史を持つ世界最大級の市場。
約30,000平方メートルの広さに65の通り、約3,600店舗が建ち並んでいます。

↑モザイク模様が美しいトルコランプ。オスマントルコ時代に宮殿やモスクなどで使われていたそうです。

↑骨董品店。時代を感じさせる品々は美しく並べられ、見入ってしまいました。


トルコ雑貨のほか、絨毯や金製品、日用品などあらゆるものがここで買えます。
見て歩くだけでも楽しめますよ。エキゾチックで、トルコの雰囲気を楽しめるスポットです。
そんなこんなしているうちにブルーモスクに到着!
しかしモスク内の見学は営業時間外だったようで、断念。その足で近くにあるアヤソフィアに向かいました。

↑ブルーモスク

↑アヤソフィア
写真では中々伝わり難いですが、圧巻のスケールと内装でした。
小腹が空いたので昼食を食べにケバブ屋さんへ。


羊肉は臭みがなく、野菜と一緒にやわ自分で巻くスタイルです。
野菜のシャキシャキ感とケバブのジューシーさが絶妙にマッチ。トルティーヤはモチモチで焼き加減がちょうど良く最高でした。
食後は老舗のお菓子屋さんへ。

オーダーしたのはチャイとキュネフェ

↑チャイ
チャイと言うと甘くてシナモンが入っていて...というイメージかと思いますが、トルコではお茶のことを総称して「チャイ」と言います。
トルコの紅茶は一般的にティーカップではなく、可愛い小さいチューリップのような、すっぽり手に収まるサイズの腰のくびれたグラスで頂きます。
白いお菓子はロクムと言って、砂糖にデンプンとナッツ(クルミ、ピスタチオ、アーモンド、ヘーゼルナッツ等)を加えて作られるトルコの伝統的なお菓子の代表です。弾力がある柔らかい食感が特徴で、日本のゆべしに似ていました。

↑キュネフェ
小麦粉で作られる極細の麺状のカダイフの生地に新鮮なチーズを挟んで焼き上げ、仕上げにシロップや砕いたナッツをかけて作られる伝統的なスイーツです。
サクサクの生地にはたっぷりのシロップがかけられほどよくしっとりしていて、中からは温かいチーズがトロンと溶け出す・・・この組み合わせがヤミツキになります。

友人が頼んでいた大きなショートケーキ。日本のケーキの2倍はある大きさ!
飛行機の時間もそろそろなので、お腹いっぱいですがせっかくなのでイスタンブールで有名なサバサンドを買いに行きました。



サバサンドは、トルティーヤのような小麦粉生地にサバ・レタス・生のたまねぎを包んで挟んだだけのいたってシンプルなグルメ。
イスタンブール市内のガラタ橋のたもとにある露天で買いました。
味は薄く、正直微妙です。サバと野菜。そしてほんのり醤油の香りがしました。マヨネーズが欲しくなる味。おすすめはしないです笑

半日という短い時間ではイスタンブールの全てを見て回ることはできませんでしたが、グルメも観光もいい塩梅でできて大満足です。
次時間がある時は、イスラム神秘主義(スーフィズム)関係の建物や博物館をもっとじっくり見てまわりたいなと思いました。
次の記事はカッパドキア編です!最後までご覧いただきありがとうございました。
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