top of page

日常を修行に変える

更新日:1月23日




こんにちは! 世界で学ぶ催眠術師 かずきです。


皆さん、催眠や気功の為に普段どんなトレーニングをしていますか?

催眠なら被験者を用意して、暗示を入れる練習をしたり、気功なら動功、命功を何時間もかけて行ったり、色々な方法はあると思います。しかし一般社会を生きる人からすると、毎日朝7時に起きて出勤。帰宅は夜8時。やっと帰宅して夕飯、お風呂、明日の準備をしていたらもう寝る時間です。週末も仕事で疲れて寝てばかり。そんな状況では十分なトレーニングを行うことは難しいように感じるかもしれません。


しかし、催眠、気功の練習は普段の何気ない行動一つ一つから行うことができるのです。

今週の修行日記では普段私が日常の中で行っているトレーニング方法を紹介します!


静かに動く

私は常に物音を立てずに、静かに日常生活を送ることを気を付けています。

朝起きて布団から出るときの布のめくり方、ドアの開け方、水を飲みに台所に行くときの歩き方、グラスへの水の注ぎ方…。力を込め過ぎたら大きな音を立ててしまいますし、抜きすぎても物を落として壊してしまいます。

このトレーニングでは、封入、リーディングの能力UPが見込めます。

これを続けていくと、物持ちが良くなるのはもちろんのこと、一見雑そうな物の扱いをしてもその動きに味がでたり、動き一つ一つにある種の美しさを内包しだします。

これは物に対する気の封入が上手くなってきている証拠です。

リーディングについては嵐の日の湖を思い浮かべてみるとわかりやすいかもしれません。

天気が荒れると、水面の変化は大きな波に飲みこまれ認識する事はできません。しかし穏やかな日の水面では、雨粒1つほどの水滴の波紋の広がりにも気付くことが出来るでしょう。

静かな動きは、周囲や人の変化を敏感に感じ取れるようになることに繋がります。


気の種類

気には相補的な2つの+と−の気、またその間の+−の状態があります。

封入は気を込めるので+。リーディングは情報を受け取るので−の性質を持っています。+−はどちらにも直ぐに対応可能なバランスの良い状態です。

前述した静かに生活する練習では、自身の気を+−の状態にすることで、様々な物事に対応できる順応力が高い状態を維持します。


ヒーリングと気

相手をヒーリングするとき、先ずは患部の気の状態をリーディングします。

+の気が満ちすぎていても、−の気が満ちすぎていても身体に問題が生じます。

基本的には+には−、−には+の気で対応し、偏りすぎないよう+−の状態を作り出します。

その状況に合わせた気を与えたり、時には取り除いたりする繊細さはとても大切です。

相手を観察する

催眠術でも気功でもそうですが、相手の状態をよく認識し、抵抗が無くなったときに暗示を入れます。

具体的にはその隙とは、呼吸の切り替わるタイミングです。

吐いて吸い込む瞬間に隙ができるのでその瞬間に技をかけるのです。 

武道においてもこの考えは基本となっていますし、以外な所でいえば将棋もそうです。独創的な新しい手を次々に生み出した将棋界の鬼才、升田幸三は盤面にコマを打つとき、相手の吐いて吸う瞬間を狙ってぴしゃりと打ったそうです。

あらゆる物事に言えますが呼吸を読み、合わせることは重要です。先に挙げた、静かに動くことも呼吸を読むことに通じますが、それプラス日常から相手の呼吸をよく観察することもオススメします。



本日も最後までご拝読ありがとうございました。皆様も日常の些細な気にフォーカスをし、世界の解像度を上昇させましょう。

 
 
 

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page