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気功や催眠で未来を予言 ”シンクロニシティとは”



世界で学ぶ催眠術師 かずきです。


普段生活していると、何だかピーンとくるような直感ってありますよね。





・考えていた人とバッタリ道端で会った

・気になる人とおんなじ本をたまたま読んでいた

・たまたま乗った電車の中に学生時代の同級生がいた

・自分の悩みを解決する情報が電車の中吊り広告の言葉にあった

・「あの人、元気かな?」と思ってたらその人からLINEが届いた




こんな感じのことは、皆さん多かれ少なかれあると思います。





私の母でいうと、父親が返ってくるタイミングを毎日ビタリと的中させていました。

父は仕事の関係上、帰宅時間に毎日数時間の誤差があります。しかしいつも母が夜ご飯が作り上げた瞬間に父親が帰宅するのです。その当時はそれが当たり前だったので「偶然でしょ」ぐらいの認識でしたが、今思えば神がかった精度だったと思います。


その他にも近しい親族の死の前日は大体、枕元にその人が立っていたり、夢で見たり母はしていました。



小さなもので言えば私も、先日いつも通り仕事をしていると、仕事とは全く関係のない事柄に興味が出てきて調べはじめました。するとその日の夕飯のとき、ちょうどその調べた事柄に関する話題になったり、スーパーに行っていつも通りの量の食材を買おうとしていたら、何だか多く買いたい気持ちになって買ってみると、その晩、友人が連れてきた急な来客があって食材が結局ピッタリになったりするんです。


母の後だと少し弱いエピソードですが、こういう細かいのだと毎日あります。



大きなもので言えば、人生のターニングポイントになるような直感力が働いたことがあります。

2020年。マジシャンを辞め、催眠術を極めたいと思いそれを仕事にし始めたばかりの20歳の頃。

ある夜ベットでゴロゴロしていると、海外にいかなきゃという凄まじい焦燥感に駆られました。居ても立っても居られなくなり、気が付くと渡航先を調べ始め、その3ヶ月後には英語もままならないまま海外渡航をして、なんと人生初の一人暮らしが海外で始まりました。


そして渡航後2.3ヶ月ぐらいの頃、偶然snsで今の私の催眠、気功の師匠に当たる方と接点がありました。さらにそこから新たな仲間も増え、今では修行をしながら彼らと世界を巡る旅をするという奇妙奇天烈な事態になっています。


彼らは各個人秀でた様々な能力があり、私はそのお陰で様々なことを学べています。そして回り回ってそれらが大幅な気功や催眠の能力アップにも繫がり、日に日にあらゆる面において成長を感じています。

あの時もし海外に行く選択をしなかったら今の状況がないと考えると、怖くもなります。




心理学者のユングはこれらの「偶然」のことを、シンクロニシティと名付けました。


なぜだかわかりませんが、人間はこのように未来の兆しを感じることが出来る生き物のようです。


そしてその能力は私達の身の回りの動物にも備わっていて、彼らは私達に様々な未来の兆しを行動によって伝えてくれます。



2024年、石川県能登地方のマグニチュード7.6の地震が起きましたよね。

まさか年始早々多くのこんな大震災が起こるだなんてと驚いた方も多いと思います。

しかし地震を予兆するかのように、自身の少し前に不穏な天候や動物の異常行動が確認されていました。






鳩の大群も各地で見られたようです。

さらに同じところをグルグル回っていたという報告もありました。




動物にはこのように未来の兆しを感じ取る能力を持っています。


例えば船の中に住むネズミは、その船が沈没することを察知して、出港前に逃げ出すと言われています。これは第二次世界大戦中に戦艦に乗った、世界の多くの船乗りが証言をしています。


その他にもナマズも、未来の地震を予言すると言われています。

地震が起きる前に大暴れする性質をもっているから、戦国時代から江戸時代に掛けて、地底の大ナマズが大暴れして地震を起こしているという俗説があったぐらいです。

このナマズの予言力について、現在では人間には感じられない低周波の電流、電磁波、微振動などを感じて、人間よりも先に地震を知覚していると考えられています。


中国ではこれら未来を見通せる要因は気だと考えています。





気とは理学(朱子学、陽明学)などによれば、見えない気体のようなもので、この天地に満ち溢れているものだといいます。人を含む物体は気が凝縮したもので、それが散ると人なら死に、物なら崩壊し、もとの見えない状態に還元されます。


これを聞くと、素粒子のようなもののことを言っているように思えますが、彼らは物質だけでなく、私達の意識も、死者の霊と呼ばれるものも、気が凝縮したものだと言っています。

物質と霊との差は凝縮の度合いの違いだそう。

つまり、現代の標準的な科学からオカルトまでを含んだ概念を気は持っているんです。


このように幅広い概念の為、中国ではあらゆる分野に気が利用されます。

中国武術の一発で人間を吹き飛ばすパワーも気ですし、中国医学でいう体を流れて働きを保つのも気として認識します。

他にも心が同調して状態は気が一致していると言いますし、風水などで家に悪い気を及ぼすもの死気や邪気と呼びます。


つまり古来から中国人ではこの世界のすべてを気で解釈してきました。

なので、中国では目に見えない国家の動きも、気の働きによって生まれたり、繁栄したり、崩壊したりすると考えたわけです。


日本においても、兵法家と称する人たちは、対象となる物から発せられる気の感じを察して、これから起こるであろうことを予測する、察気の法を用いていたようです。

とくに察気について詳細に語っているのは、忍術で、伊賀流忍者たちの教科書ともいえる「万川集海」では、かなりの部分が察気について割かれています。




当時は乱世を生き抜くために、それもただ生き抜くのではなく、巧妙に生き抜くためにはこの方法は欠かせなかったのでしょう。


現代を生きる私達も乱世のような、疫病や戦争、様々な災害が引き起こる世界で生きています。

察気の法は何が起こるかわからない今の時代にこそ必要なものなのではないでしょうか。



察気の法の4つの要素



察気を行う為には、4つの重要な要素があります。

それは、「情報、関心、素質、気」です。


1つ目は情報。未来を予測するためには膨大な情報量を得る必要があります。人間は知らないことは目の前にあっても認識できません。原始人が岩の上のペンを見つけても、それは岩の一部として認識するでしょう。未来から感じる様々な兆候を読み取るために、知識を身に着けましょう。


株の価格を予測したいのなら、会社四季報や株価チャート、毎日の株の上げ下げを見るだとか、世の中の経済状況を逐一チェックする等する必要があります。



2つ目は関心。

知識だけつけても感性は養えません。 通信教材だけでは格闘技のプロに成れなのと同じです。

株取引も証券会社に走る人が多いですが、他人が人様を本気で儲けさせてくれるだなんて基本は無い話です。

一番いいのは、その方面のエキスパートの人と同じ空間にいつも居て、その感性を吸収することです。そういう機会を作ることはなかなか難しいかもしれないですが、最も有効な手段です。


いずれにせよ関心を持つことが大切です。運気を変えるにはやる気しかないのです。プラス気の感覚も必要です。


3つ目は素質です。

ここまで来て身も蓋もない事を言っていますが、素質は大切です。

基本は関心のあることに素質を持っていることは多いですが、ときとして関心がある割には素質に恵まれていない場合もあります。

人にはそれぞれ個性があり、あるものがだめでも他の分野では飛び抜けた良い素質を持っていることも往々にしてあります。


基本的に他人を真似ることで素早い物事の習得は可能だと言われていますが、他人のマネをしすぎない、他人の素質を欲しがらないことが個性を花開かせる1つのコツだと思います。


4つ目は、気の感覚を深めていくことです。

やはりこれが一番大切です。いくら未来の兆候が見えても、所詮は目の前に現れる現象。ピーンと感じるためには気の感覚が必要です。

ですがこれにはピンからキリまであって、「そんな気がする」から「ありありとわかる」まで様々です。実用レベルにするためには後者のレベルに達する必要があります。



私が未来を予測するときは、強い衝動を引き起こさせるような、感情の乗ったエネルギーを感じます。

これは現象が近づけば近づくほど強くなり、様々な未来の可能性があった状態から、一つの道へ進んでいく感じです。そのうちその未来が頭の中に浮かんだり、夢でその光景をはっきり見たりもすることがあります。


最近見たイメージだと、先日夢でbtc1400万円台に高騰している未来がはっきりと見えました。 起きてからも焦燥感に駆られて、実際に買ってみました。


今後どうなるか楽しみです。




あらゆる事を予知できるのか?

単刀直入に言うと、無理です。察気では長期的な予知は向いていなく、関心のある事柄がその対象となります。その限られた条件でしか察気では予知できず、あらゆる事を予知することはプロフェッショナルであっても、難しいです。


これが何事でも未来を予知できる、占いや超能力のようなものとの大きな違いです。

占いや超能力何十年というスパンで、個人から国家に至るまで、あらゆる分野に対して予知します。

ですが正確度は低く説明も曖昧で、どうとでも受け取れる場合が多いです。


先に上げた通り察気では、関心のあり、大量の情報を得ている状態のものに関してのみ予測が可能なんです。意外と現実的ですよね。


しかし察気と占い、超能力には共通点があります。それは、自分にとって嫌なことや固執している物事は予測できないということです。

人は自分が不幸になる状態を考えたくないので、たとえそれが分かったとしても意識が拒否してしまい正しく見れません。

他にも親子や兄弟、大親友などに関しても、自分と同じぐらい、死期等の大きなネガティブな事柄を当てることは難しいと感じる方が多いです。


私は他人がネガティブな兆しを選択していると感じた場合、注意喚起をしますが、殆どの場合「私は大丈夫」と聞く耳は持ちません。

ですがその話を聞く相手の表情や気の感じから、本人もそうなる可能性があると自覚していることははっきりと伝わります。


彼らを見ていると、なぜ多くの人が未来を予測できないかがよくわかります。

つまりは

“人は皆、都合の良いことは知りたいけれど、嫌なことは知りたくないのです。“

ですが気功や催眠で未来を見るためのスキルを学んでいくと、嫌でも未来の良いこと嫌なことが分かってしまいます。

学ぶ為には覚悟が必要です。


私の場合は、嫌な兆候を感じるようなら真正面に受け止め、いかにそれを最小限の被害で抑えるかを考えるようにしています。

こういう覚悟を決めると、実際に巻き込まれても被害が案外少なくなります。


そして嫌な出来事はチャンスにもなります。会社をクビになったのなら、新しく事業を始めるチャンスかもしれないし、婚約破棄されたのならもっといい人に会える可能性だってあります。



どんな出来事が未来に待ち受けようと、結局物事は捉え方次第です。

前向きに進みましょう。




今日はここまで、また次の記事でお会いしましょう。バイバイ。











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