ロン毛と超能力？髪を伸ばして見えた世界の話
- magic bicycle
- 5月17日
- 読了時間: 4分
こんにちは、世界で学ぶ催眠術師かずきです。
さて今回は、「髪」と「感覚」の話をしましょう。私は現在、肩甲骨まである長髪（ロン毛）です。親には「ロン毛はキムタク以外やめとけ」と言われて育ちましたが、なぜか今、こうなっています。
理由はひとつ。私が尊敬する3人の賢者が、みな長髪だったからです。
混沌魔術の第一人者・黒野忍
認知科学と超情報場理論の研究者・苫米地英人
音楽家のKAZUYOSHI
彼らは単なる知識人でも、アーティストでもありません。目に見えない力を感じさせる「オーラ」や「超感覚」を放つ人たちでした。
「もしかして、長髪と超能力には関係があるのでは？」そんな仮説を自分の体で検証してみたくなったのです。
髪を伸ばして、実際どうなったか？
数年かけて髪を伸ばした結果、まず増えたのはこんな声。
「アーティストみたいですね」
髪型がもたらす印象の変化は想像以上でした。ステージで放たれるようなオーラ。 その一端を髪が演出しているのかもしれません。
また、感覚的な変化もありました。たとえば施術中、クライアントの気配や空気の流れを、まるで髪がレーダーのように察知する瞬間があるのです。
それが髪の効果か、修行の成果かは断定できません。けれど確かに、以前よりも「空間」や「気配」に対する勘が鋭くなったのは事実です。
女性はなぜ勘が鋭いのか？ そして、ほとんどが長髪なのか？
これは偶然ではないのかもしれません。文化的にも、進化的にも、女性は「感受性の生き物」とされることが多く、長髪のままである人が多い。
その理由は、髪が“外界の変化を感知するアンテナ”のような役割を果たしているからでは？と私は考えています。
科学と文化が示す「髪＝感覚のアンテナ」説
🔸東洋医学では…
髪は「腎の精（生命エネルギー）」のあらわれ。
髪が豊か＝生命力が充実している証。
🔸心理学では…
長髪はハロー効果（外見→中身の評価を変える）のトリガー。
髪の揺れや光の反射が「オーラ」を演出。
🔸神経科学では…
毛根には感覚神経が集中し、微細な刺激を脳へ伝える。
長髪を脳が「身体の一部」として認識することで、空間感覚や気配への反応が鋭くなる。
「髪に力がある」と信じることで、神経可塑性により実際の感覚が鋭敏化する（Nature誌2020年）。
「ただの毛」と片付けるには惜しい話
もちろん、「髪で超能力が得られる」などという直接的な証拠は、科学にはまだありません。しかし、信念・意識・感覚が連動して身体に影響を与えることは、科学的にも確認されています。
そして世界には、髪が霊性や感覚と結びついている文化的な事例が多数あります。
世界にみる「髪＝超感覚の象徴」
🇺🇸 ネイティブアメリカン
ベトナム戦争中、米軍が斥候兵の髪を切ったところ、感知能力が激減（Hair Cutting Incident）。
ナバホ族では、髪は魂の延長とされ、切ることは霊力の喪失とされる。
🌿 アマゾンのシャーマン（ヤノマミ族）
髪は「精霊との通信線」。
髪を風に揺らすことで「森の声」を聴く感覚が生まれる。
🧕 シーク教（インド）
髪を切らず、ターバンで保護。
クンダリーニ（脊柱の霊的エネルギー）の流れを助ける媒体とされる。
⛩ 日本の神道
巫女の長髪は「神の依り代」。
髪を解いて舞うことで、神意を伝える儀式が行われる。
⚫️ ヨルバ族（西アフリカ）
髪は「アセ（生命力）」の貯蔵庫。
髪を編む行為は直感を高める儀式の一部とされる。
科学的限界と希望的余白
確かに、「長髪が超能力を生む」という直接的な証拠はない。でも、髪を意識的に扱うことで、感覚が変わり、信念が強化され、現実の知覚までも変化する──そうした**変化の回路としての“髪”**は、存在すると私は信じています。
結論：髪は、意識のアンテナである
私はこれからも、ただのファッションではなく、自分の感覚や直感、空間との関係を見つめるための「意識の触手」として髪を扱っていきたいと思っています。
髪を伸ばすという行為は、外見を変えるためだけではなく、「自分という存在を再定義する儀式」かもしれません。
そしてあなたが今、「何かを感じ取る力を高めたい」と思っているのなら、まずは自分の髪に意識を向けてみてください。
「これは、私のアンテナ」そう思った瞬間から、世界の見え方が変わり始めるかもしれません。
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