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気功のおすすめトレーニング

更新日:1月23日

こんにちは!世界で学ぶ催眠術師かずきです。



私が気功を学び始めたのは19歳の頃。これらを学び始めて真っ先に躓いたことはその存在を信じることでした。

気功によって様々な難病が完治した例や、それらを仕事にしている人がいることも知っていましたし、自身がその施術を受けたこともあり、体感はしていました。しかしそれを自身が行えるという自信を中々得ることができず、特殊な才能の持ち主にしか行えないという認識を拭えずにいました。


そして、私だけでなくここの部分で一度は挫折を経験する人は多いです。

触れられないし、見えない。そんなものを信じようとしてもなかなか難しいのです。




そのような問題に直面する原因の1つに、気功=外気功という認識があるからだと思います。

気功には2種類あり、体内に「気」を循環させ「気」の質やコントロールし、能力を高める内気功と、身体に必要な「良い気」を外から体内に入れ、身体に合わない「悪い気」を体外に排出させるなど「気」の積極的な交換を行って患部等を癒やす外気功があります。いわゆる手をかざすだけで相手の病を治したりするのが外気功です。


この外気功は、意識の力だけで他者に影響を及ぼす不思議さから、ときに超能力的なものとして捉えられる場合もあります。この気功=外気功とうイメージは、日本に気功が知られ始めた頃、中国の気功師がメディアで外気功を盛んに行っていた影響で、誤解が残ってしまいました。


しかしそれに憧れ外気功ばかりを練習しても、相手にはぼんやりとした気しか送ることができません。

先ずは内功によって自身の気の質や強さを高める必要があるんです。


その後相手の体を触れ気を流す。それができて始めて足腰のしっかりした外気功の施術ができるようになります。

積み重ねていくことが大切なんです。





気功のはじめの一歩は、気を使って自分を客観視することです。


私はそんな気功の為に指圧マッサージを学び始めました。

マッサージでは相手の身体に触れ、見えない体内部をイメージし、症状を緩和させます。

気功に必要なイメージ力の練習になると思ったんです。


そしてマッサージを始めるにあたって私が気をつけたことは、先ずは自分の健康です。マッサージでは相手の持つ邪気の影響を受けてしまうことがあります。更に不健康な気功師が他者に気を送れば相手は病気になります。

なので食事や生活習慣に気をつけ、気を無闇に消費しないよう過度な自慰行為や飲酒、喜怒哀楽などを程々に抑えることをし、気を高めました。


さらにこれらの習慣が自身の身体を客観的に見る練習になりました。自身を客観視できると邪気を吸い取ってしまってもそれを認識できるので、取り除くことができます。


またそれに付随して馬歩系の身体を動かし気を鍛える動功も、毎日欠かさず行いました。


普段から自身の心身の変化を客観視し、食事や生活習慣、動功により気を高め続ける。そうしてしばらくするとありありと気の存在を認識し実感できるようになってきました。



その頃からマッサージをしていると。相手の気を自身の気と同じように認識できるようになり、少し触れたり、声だけを聞いたりするだけで相手の患部の場所が直感的にわかるようになり、血の滞りを視覚的に明暗として見れるようになってきました。


これは長い間身体を触っていたことで、触覚や聴覚、視覚の共感覚が身に付いたのでしょう。

共感覚とは五感で捉えた電気信号を他の五感で捉え直す能力のことを指します。

例えば、音楽家は音(聴覚)を色(視覚)として認識したり、色から香り(嗅覚)を認識したりします。

この音楽からは〇〇の香りがして、〇〇みたいな色がする。みたいな感じです。

気功とはこの共感覚を用いて、心と脳が感じる世界を変化させる技術のことです。


共感覚が身に付くと、コリを見つけるのも触覚よりも情報量を多く認識できる視覚を使えるので、より簡単になります。

私はコリが明暗として認識できるので、イメージでコリに触れて、コリが明るくなって周囲と馴染むように意識で変化させ、相手の痛みを取り除くことをマッサージの中で行っています。

これがまさに初めに話した外気功です。


仕組みはまだ解明されていませんが、その効果は世界中の臨床の現場で多くでています。



最後に、私は気功トレーニングにはマッサージをおすすめしています。

なぜならマッサージは治った治ってないのフィードバックが直ぐに取れますし、相手も健康になれるので練習に付き合ってくれやすいからです。


気功上達の難しいところは、気功仲間を見つける必要がある所です。

snsや都会では簡単に見つけられると思いますが、地方では気功を趣味でやっている人を見つけるのは難しいでしょう。


ですがマッサージなら、大抵の日本人は身体に問題を抱えているので、喜んで付き合ってくれることが比較的多く、貴重な実践経験を多く積むことができます。

さらにマッサージは相手を怪我させないように、集中力を維持させる必要があります。集中力も気功の要なので良い鍛錬になるでしょう。


気功の上達に伸び悩んでいる方は、マッサージ等の他の分野から学んでみるのも一つの手かもしれません。

早く成長したいという気持ちで気功以外から練習することに抵抗感を覚える人もいるかもしれませんが、学びにおいて、遠回りに見えることは意外と近道になることは多々あります。

力まず焦らず、一番に固執せず、学んで行くことをおすすめします。、


それでは今日の修行日記はここまで。ありがとうございました!




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